39期の募金を呼びかける文書です
39期の幹事(末満同窓会副会長・110周年事業委員会副委員長)が同期の方へ募金を呼びかける文書を作成されています。
内容が素晴らしいので、ここに掲載すると共にファイルとしても添付いたします。
ワード文書ですので、他の期の方々も是非これを修正・加筆して同期への連絡にいかがでしょうか?
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平成27年11月吉日
甲南高校39期(昭和63年卒業)の皆様へ
39期幹事 末満 裕孝
来年、母校は、創立110周年の記念すべき節目を迎えます。
明治39年の二中設立から数えて110周年。
実は、さらに遡ると、藩校造士館の流れをくむとも言われています。このように由緒ある輝かしい伝統を連綿と継承している高校で学べたことは、私たちの誇りであると同時に、これを未来の甲南高校生へ受け継いでいくことが、110周年をともに祝える時世を生きる私たち39期生にとっての責務ではないかと思っています。
110周年をみんなで祝うために、記念事業を実施します。
私たちの大先輩(二中出身)である赤﨑勇博士が、ノーベル物理学賞を受賞されました。ノーベル賞受賞者を輩出した母校というだけで、なんとなく誇らしく思うのは、私だけはないと思います。
この偉業をたたえる記念碑を正門近くに建立するとともに、6月25日、赤﨑勇夫妻にご臨席いただき、ノーベル物理学賞受賞記念碑の除幕式を、110周年記念事業として行いました。
もう一つの110周年記念のメイン事業として、10年間在校生を海外に派遣する「めざせ!21世紀薩摩スチューデント事業」に取り組むこととしています。
鹿児島はもちろん世界を担う次世代の人材を、藩校造士館の流れをくむ甲南高校から輩出していくことが目的です。文部科学省の「スーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)」にも指定されました。
今年度は1年生を台湾にすでに派遣し、3月には2年生を英国に15人ずつ派遣する予定です。
甲南高校同窓会は、母校の設立10周年を節目として、これまでも記念事業を企画し、母校の発展や次世代の人材育成、同窓会活動の活性化を目的とした活動を行ってきました。
110周年も、紹介した2つの事業以外にも、いくつかの記念事業を実施する予定です。
その他の記念事業は次のとおりです。
同窓会では、次の取り組みなどを、110周年の記念事業として実施していく予定です。
2)を除き、費用が収入を上まわらないように、採算性を重視した企画となっています。
1)亡師亡友慰霊祭
2)創立110周年記念新聞広告掲載事業
3)リカちゃん人形セカンドバージョン、オリジナル切手シート、110周年ミニアルバムなど 記念グッズの制作及び同窓会員への販売
4)体育祭や文化祭などへ学校行事への同窓生の参加
5)その他事業
会員が経営する飲食店やショップなどを紹介する「甲南ガイド(仮称)」や、OB・OG甲鶴戦の開催などを検討しています。
39期一人ひとりの物心両面のサポートが必要です。
これらの記念事業を実施し、母校の発展や次世代の人材育成、それを支える同窓会の活性化を目指すためには、同窓会会員による物心両面のサポートが欠かせません。同窓会会員の多くが、記念事業の実施等の取り組みに心から賛同していただき、個々人ができる範囲での募金への協力をお願いできればと思っています。
皆さんのお手元には、創立110周年にあたり“募金趣意書”が“蔦のある窓”とともに届いているかと思います。また、12月には、“実行委員会だより”が、皆様にお届けされる予定です。ぜひ、“実行委員会だより”をご覧いただき、110周年の記念事業への理解を深めてください。
39期も110周年事業に全面的に協力しましょう!
110周年記念事業を行うにあたり同窓会では、みんなの力で『目指せ8000人募金!』を合言葉に、8000人の会員の皆様から、ひとり1万円ずつの協力金を募っています。
多額の募金を少ない人から集めるより、多くの会員の善意を結集することで、それ自体が同窓会パワーとなると確信しています。
なお、同窓会では1人1万円を目標に募金活動に取り組んでいますが、無理な場合はできる範囲での最大のご寄付をお寄せいただければと思います。また、1万円以上も大歓迎です。ちなみに10万円以上の方は、名碑に名前が刻まれるとのことです。
39期の皆さんの参加、そしてご協力をよろしくお願いいたします。